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デンマーク・ドイツの旅 8 [デンマーク・ドイツ:2009]

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7月1日

今年も半分が終わり、いよいよ7月だ。 少し喉が痛いので 早めに抗生剤を一個飲んでおく。予防になるので 早めが肝心だ。 朝食、まだ機械が壊れているので 文句言われた。 いいかげん「故障しているからいいよ」と言ってくれないものか。
故障は あっちの責任なのに 毎回「払ってもらわないと困る」というような感じなのだ。
こっちは カードにちゃんと プリペイドしているのだから 文句を言われたり 嫌な顔される覚えはない。 レジの人も「自分のせいではないのに、職務を全うできない」と思っているのだろうか。 さっさと上に 指示を仰いでもらいたい。
今日は 午後 夕方から エクスカーションで ブレーマーハーフェンに行くので 遠出はせず、近くのショッピングモールまで行って(1.2km)少し 買い物と スーパーの見学。 どんなものが いくらくらいするのか、暮らしぶりはどんなか、みるには 地元のスーパーに行くに限る。 ついでに ゼンフ(カラシ)を買う。 ランチ用の野菜とドレッシング、ハムも購入。 帰ってきて サラダを作り、パンと果物でランチする。
プリペイドカードは きっと帰るまでに 直らないのではないだろうか。こっちで そんなに すぐに修理ができるとも思えない。 どうやって支払うのか。 午後、バスが2台きて(これは 正確な時間)30分ほどで ブレーメンの北の港、ブレーマーハーフェンに到着。 なかなか きれいな港になっている。 そこの 移民センターなるもので、英語のガイドツアーがあるという。 全く 期待していなかったし、ツアーが1時間半かかると聞いて びっくりしたが、これが 予想外にいいもので またびっくりした。
ドイツは 移民に対して 深い感情を持っていて 世界にその存在を忘れないように アピールしたい狙いがあるんだろう。 力の入った展示館だった。 まず 20名くらいのグループに分けられ、シールをつける。次に 移民の名前がついたカードをもらい、展示室に進む。 展示室には そのカードをかざすと 説明が聴けるようになっており、さらに その個別の移民のブースがあって その人の ストーリーが聴ける。 いつどこで生まれ、どういう家庭に育ち、どうして移民になったのか、その後 どうしたか、最後までその人の足跡をたどるうち、終わってみると なんだか その人になりきってしまうシステム。 最後の映画も アルゼンチンに渡った移民たちの 暮らしぶりや 人生を綴ったもので 感慨深い。 センターを出てきて 美しい港や観光客を見ると 時代の流れと、この平和は 数々の悲しい歴史の上に立っているんだと思う気持ちが 交錯して なんだか とても悲しくなってしまった。 私の持っていたカードの主は 女性の医師で、同じく医者のご主人とニューヨークに渡ったものの、医師免許は通用せず、ご主人が 再度、アメリカの医師免許を取るために 勉強する間、彼女は掃除婦として働き、やっと開業したと思ったら 無理がたたったのか ご主人が他界、数年後には 一人息子も亡くなり、彼女は 一人きりで ニューヨークで生き、98歳の生涯を終えたらしい。
移民の中では マシなほうなのか・・・・無名の移民たち、旅の途中で 命を落とした人も多く、アメリカでは 生きられず ブラジルやアルゼンチンに渡り、悲惨な生涯を送った多くの移民もいて、その数は多い。 移民リストがあって 調べられるようになっている。ドイツ人やアメリカ人 ヨーロッパ各地の人は おじいさんやおばあさんが移民だった人も多く パソコンに向かっていた。 貴重は資料だろう。
港周辺を散策、今は そんな雰囲気はなく、豪華なヨットが停泊し、美しい。
船の中がレストランになっているところで 夕食。 美味しくはなかったが 場所がいいので、満足。 すっかり 夜遅くなってしまった。 12時半寝る
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